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2006年4月28日 (金)

思う事・・・

 先日、模型仲間の方が、ヨーロッパの友人を招いてパーティをしてくれました。そのヨーロッパの友人は、ベルギーでトロリーのミュージアムをしている方です。ミュージアムと言っても建物の中のお決まりのものだけでなく、路線そのものを保存しているという大規模なものです。その彼が「どうして日本にはラインミュージアム(保存路線)がないのか」という質問をしました。彼は岐阜の谷汲線沿線風景が大好きだったようです。あれを保存するべきだったと強く言っていました。パーティに参加した日本人は、僕も含めて答える事ができませんでした。そして辛く悲しい気持ちになったのです。

 僕も谷汲線は大好きでした、亡き義父に連れて行ってもらった思い出の場所でもあります。昔の日本の風景が残っている事に感動さえしました。それなのに保存の運動すら思いつかなかったのです。日本人の多くは、産業機械に文化的な価値を見出していない国民性もあります。こうした大規模な保存は、行政側も動かなければ実現が不可能です。日本の行政が、こうした事に税金を使うとは、到底思えない・・・つまり、僕らは諦める事に慣らされているのです。

 名古屋出身の僕のパートナーは「TOYOTAのお膝元だからねえ」と呟きました。そうなんです。日本では企業がそうした文化活動をしているのです。「働きかけがなければ、誰も何もしないよ」とも言いました。一部のマニアは動いたかもしれませんが、地域住民も含めて大きな活動にならなかった・・・企業や行政を動かせなかったという事になります。

 ある鉄道沿線で農家をしている親戚が、鉄道ファンを評して「自分の事しか考えていない」と吐き捨てるように言いました。全ての人がマナーが悪いわけではないにしろ、それも事実でしょう。「おたく」とか「てっちゃん」とか侮蔑的に言われるほど、こうした趣味の人間が日本では、社会に認められていないのです。社会的な活動、貢献がない趣味は「おあそび」でしかないのかもしれません。「反省すべきは我にあり」 こんな事を考えてしまう一日でした。

 そのヨーロッパの友人のHPです。ただただ羨ましく思うだけなのです。悲しいことに・・・09 http://asvi.tram-way.be/index/index.htm

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